この度、オランダのロッテルダムで開かれた世界徒手療法学会に参加して参りました。この学会はオリンピックのように4年に一度開かれる学会で、世界中から権威ある方々が集まってきます。本学会で発表から最終日まで参加していた日本人は私一人で、左右どちらを向いても理学療法士なら誰しもが知っている有名人ばかりで、非常に恐縮ではありましたが、なんとか無事発表を終える事が出来ました。反響も思った以上に大きく、権威ある様々な先生方からお褒めの言葉を頂きました。
図1の左の方はMichael Shacklock氏です。神経の治療に関して世界で現在最も注目を集めている方で、日本人初ということで彼の講習に参加し神経の勉強をしてきましたが、目からうろこものでした。彼の講演時には会場に座りきれず立ち見での参加になるほどの人気で、世界の関心の高さを感じました。
図2の中央にいるのは、世界で最も権威ある大学のオーストラリアにあるクイーンズランド大学のPaul Hodges教授と右側はスウェーデンのCatharina Bexander先生です。Paul Hodges先生は理学療法士ならば知らない人は居ない程有名な方で、リハビリテーションに関するオーストラリア国家プロジェクトの代表でもあります。現在世界の徒手療法を引っ張っているリーダーです。
今回の学会で世界的な先生方と関係を築けたことが何よりの収穫でした。4年後また世界の舞台に立っていられるように頑張って参ります。